アイFRPパネルシステム

工法について

安定した施工技術

工場成型FRPパネルと断熱材を組み合わせたハイブリッドパネルを用いて、
屋根スラブに外断熱防水を施す工法です。

安定した施工技術

建設廃材の低減

アイFRPパネルを敷設後、あと施工アンカーで機械的に固定するため、
既存防水層を選ばず、しかも撤去せずに施工することを可能とし、
建設廃材の低減を実現しました。

既存防水層および既存下地

  • アスファルト防水押さえコンクリート
  • 塩ビシート防水
  • アスファルト砂付きルーフィング
  • ゴムシート防水
  • ウレタン防水
  • 高圧ブロック
  • 折板屋根

特徴

  • 建設廃材の低減化

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 画期的なFRP 成型断熱防水パネル

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 通気緩衝工法

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • シームレスな防水層

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 優れた耐風圧性能

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 優れた耐風圧性能

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 総重量約5kgの軽さ(1㎡)

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 軽歩行

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 優れた断熱システム

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 降雨・降雪後でも即施工可能

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

  • 作業員への負担を軽減

    建設廃材の低減、作業性の高さ、計量などにより、従来の作業と比べて作業員への負担が大幅に軽減されます。

FRP防水の飛び火認定について

コンクリート構造物等耐火構造の屋根に用いられる防水材は、平成12年建設省告示第1365号第1第三号「塗膜防水工法」の中に例示されており、これまでFRP防水は塗膜防水工法の例示仕様適用外とされていましたが、国土交通省住宅局建築指導課より平成27年1月21日付けで「FRP防水は告示第1365号における塗膜防水として取り扱う」旨の見解が示されました。

平成12年建設省告示第1365号第1第三号における塗膜防水工法の取扱いについて

  • 国住指第3807号(平成27年1月21日)
  • 概要 日本建築学会 建築工事標準仕様書・防水工事(JASS8)に示されているM101およびM102の規格に適合するFRP(Fiber Reinforced Plastics)系塗膜防水工法(以下「FRP防水」という。)については、防火上支障がないものと認められるため、今後、当該規格に適合しているFRP防水にあっては平成12年建設省告示第1365号第1第三号における塗膜防水工法として取り扱う。

耐風圧試験状況・飛火試験状況

コンクリート構造物等耐火構造の屋根に用いられる防水材は、平成12年建設省告示第1365号第1第三号「塗膜防水工法」の中に例示されており、これまでFRP防水は塗膜防水工法の例示仕様適用外とされていましたが、国土交通省住宅局建築指導課より平成27年1月21日付けで「FRP防水は告示第1365号における塗膜防水として取り扱う」旨の見解が示されました。

耐風圧試験状況

耐風圧試験状況

飛火試験状況

耐風圧試験状況

※オプションとして、防火63条地域に適用できる仕様もございます。

快適な住環境を地球規模で考えています。

私たちアイレジンは自然と共存できる街づくりを考えており、そのひとつが「アイFRPパネルシステム」です。
高い外断熱効果により、エアコンによる人体への悪影響、オゾン層の破壊、ヒートアイランド現象の発生、電力消費によるCO2発生などの問題を改善し、地球温暖化を食い止めることにも貢献しております。また、耐久性の高い防水性能により建物の長寿命化を図ることができます。
さらに、施工時の廃材ゼロを目指した製品ですので、建設廃材を大幅に減少させました。私たちは、これからも環境にやさしいアイFRPパネルシステムで、安心して暮らせる豊かな街づくりを目指します。

建築工事標準仕様書 JASS8防水工事について

J A S S 8  F R P 系塗膜防水工法( L - F F 密着工法仕様)

平場 仕上り
工程1 プライマー塗り [ 0.2kg / ㎡ ] プライマー塗り [ 0.2kg / ㎡ ]
工程2 防水用ポリエステル樹脂塗り
[ 0.4kg / ㎡ ]
防水用ポリエステル樹脂塗り
[ 0.2kg / ㎡ ]
工程3 防水用ガラスマット#380張り付け
(防水用ポリエステル樹脂)
[ 1.4kg / ㎡ ]
防水用ガラスマット#380張り付け
(防水用ポリエステル樹脂)
[ 1.2kg / ㎡ ]
工程4 防水用ガラスマット#380張り付け
(防水用ポリエステル樹脂)
[ 1.4kg / ㎡ ]
防水用ガラスマット#380張り付け
(防水用ポリエステル樹脂)
[ 1.2kg / ㎡ ]
工程5 防水用ポリエステル樹脂塗り
[ 0.4kg / ㎡ ]
防水用ポリエステル樹脂塗り
[ 0.2kg / ㎡ ]
軽歩行用仕上塗料 歩行用仕上塗料 仕上塗料
(平場と同一材料とする)
工程1 軽歩行用仕上塗料塗り
[ 0.2kg / ㎡ ]
歩行用仕上塗料塗り
[ 0.4kg / ㎡ ]
仕上塗料
(平場と同一使用量とする)

※防水用ポリエステル樹脂は、JASS8M-101-2007に規定された防水用ポリエステル樹脂とする。

※防水用ガラスマット#380は、JASS8M-102-2007に規定された防水用ガラスマットとする。

ポリエステル樹脂標準塗布量 0.4kg/ ㎡

混合比 0.80% 1.00% 1.50% 2.00%
ポリエステル樹脂 硬化剤
1kg 8g 10g 15g 20g
5kg 40g 50g 75g 100g
10kg 80g 100g 150g 200g

混合比(重量比)  春・秋期…… 1.0~1.5% 夏期…… 0.8~1.0% 冬期…… 1.5~2.0%

J A S S 8 M - 1 0 1 - 2 0 0 7防水用ポリエステル樹脂の硬化物の品質)

項目 規格値
標準状態 引張り強さ
破断時の伸び率
10~50N/m㎡
25~120%
劣化処理
加熱処理
引張り強さ
引張り強さの保持率
10~50N/m㎡かつ
95%以上
破断時の伸び率
破断時の伸び保持率
25~120%かつ
70%以上
劣化処理
アルカリ処理
引張り強さ
引張り強さの保持率
10~50N/m㎡かつ
70%以上
破断時の伸び率
破断時の伸び保持率
25~120%かつ
70%以上
劣化処理
酸処理
引張り強さ
引張り強さの保持率
10~50N/m㎡かつ
80%以上
破断時の伸び率
破断時の伸び保持率
25~120%かつ
70%以上

J A S S 8 M - 1 0 2 - 2 0 0 7防水用ガラスマットの品質

防水用ガラスマット#380
ガラスマットの識別仕様 識別用色糸:赤糸を質量で0.5wt%以上または本数で0.1%以上
識別用ライン:中央に赤ライン1本
300×300mm
あたりの質量
標準質量(g):34.2
許容差(%):+25、-5

外断熱効果

優れた外断熱効果

室内温度の安定化により消費電力を低減し、それに伴うCO2排出を抑制します。また、建物の重要な部分の躯体保護効果により長寿命化につながります。

耐風圧試験状況

外断熱の検証

耐風圧試験状況

日照時間内での温度変化が少なく、午後1時頃には9.5度の温度差が見られ、
夕方頃には保温効果により温度が下がりにくくなっているのが確認されました。

耐風圧試験状況

外断熱効果による電気使用量と電気料金の比較結果

某個人邸にてご協力を頂き、アイFRPパネルシステム工法施工前の1年間と施工後の1年間の電気使用量および電気料金を東電シェイプアップカルテにより算出して比較したところ、施工したことにより約10%(当時で約9,000円)削減されることが確認されました。

耐風圧試験状況

アイ遮熱トップコートの日射反射率について

高日射反射率塗料(遮熱塗料)アイ遮熱トップコートは。一般塗料に比べて近赤外波長域の光を高いレベルで反射するため、太陽光による温度上昇を抑制します。

高い遮熱効果

耐風圧試験状況

温度上昇の抑制効果

耐風圧試験状況

アイFRPパネルシステム施工手順

施工前

施工前
施工前 施工前

既存防水が波打っていても大丈夫です。
事前確認:アンカーピンの引張り試験

プライマー塗り

プライマー塗り

必要に応じて樹脂モルタルで下地調整します。

パネル敷設

パネル敷設
アンカーピンでのパネル固定 パネル敷設
目止めテープ貼り パネル敷設

場所により、加工しながら敷きます。

ライニング

パネルジョイント部 ライニング
端部 ライニング

防水用ガラスマット貼り付けおよび防水用ポリエステル樹脂を塗ります。
(場所に応じて 2 ~ 3 回繰り返します。)

中塗り

プライマー塗り

トップコート塗布

トップコート塗布

施工後

施工後
施工後
施工後

端部や障害物も問題ありません。

施工実績

  • 東京都 K ビル屋上

    施工前

    耐風圧試験状況

    施工後

    耐風圧試験状況
  • 千葉県 C 市場屋上

    施工前

    耐風圧試験状況

    施工後

    耐風圧試験状況
  • 千葉県 K 競技場屋上

    施工前

    耐風圧試験状況

    施工後

    耐風圧試験状況
  • 千葉県 O マンション屋上

    施工前

    耐風圧試験状況

    施工後

    耐風圧試験状況

アイFRPパネルシステム標準納まり図

平面図

断面図

平面図

アイ FFRP パネルジョイント納まり

アイ FFRP パネルジョイント納まり

エアーベント廻り納まり

エアーベント廻り納まり

ドレン廻り納まり

ドレン廻り納まり

立ち上がり納まり

立ち上がり納まり
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