「埋めまるくん」は床の凸凹の穴埋めや、床面の段差を修正する等、床の補修材としてだれにもでも簡単に作業できます。
屋外コンクリート向け
- 基材を骨材の袋に入れ、揉んで混ぜて準備完了。後はコテでならすだけの簡単施工
- 速乾で、忙しい工場や倉庫に最適(気温20°C約1時間で重量物開放可能)
- フォークリフト等の重量物の走行を想定した設計。強度・柔軟性・ワレに強い
- 高耐久・高強度 金づちで叩いてもOK 10t車が乗ってもOK
- ①基材を骨材の袋に入れ、その中で揉んで混ぜるだけ。(攪拌機等は一切必要としません)
- ②しかも混ぜやすくコテの作業性は良好です。
- ③5kgセットとコンパクトで取り扱いやすい容量です。
使用方法
①事前準備
1.施行面の積もった泥やホコリ油分を除去。濡れていれば乾かす。
②液の混入
1.骨材の袋上部をカットして端をつかみ、基材の中身すべてを骨材の上に流し入れる。(使いきりタイプですので、小分けして使用しないで下さい。)
③混合
1.基材が流れないように袋入口をよく絞って握る。
2.(床に置いて、または平らな場所で)袋をよくもむ。
3.基材と骨材がよく混ざり、骨材の白色がなくなったら混合完了。
④仕上げ
1.金ゴテ(出来れば角ゴテ)を準備
2.目的の箇所に中身を流し金ゴテでならし押さえる。(硬くしめる為にコテでたたくのも効果的)
3.10分〜15分で使い切る様にして下さい。(時間が経過すると施行できません)
4.施行終了後、金ゴテはシンナーで洗浄して下さい。(時間が経過すると埋めまるくんは落ちません)
注意事項
- 埋めまるくんは危険物に該当しています。(第4種、第2石油類、危険等級Ⅲ)そのため材料保管時や施工時における周辺での火気は厳禁です。
- 施工時は揮発成分を吸収しないよう換気をよくし、有機溶剤用の保護マスク、保護眼鏡、保護手袋等の保護具を着用して下さい。
- 施工時に気分が悪くなったり、皮膚や目に付着し痛みや炎症が発生した場合には、速やかに医師の診察を受けて下さい。
- 誤って飲み込んだ場合には、速やかに医師の診察を受けて下さい。
詳細な情報については、技術資料、製品安全データシート(MSDS)を参照して下さい。
6.物性及び性能
(1)埋めまるくんの基材の性状
項目 | 単位 | 埋めまるくん基材 |
---|---|---|
密度 | g/㎤(25°C) | 1.1 |
粘度 | mPa.s(25°C) | 180 |
(2)可使用時間と硬化時間(※施工可能温度:0°C~35°C)
温度 | 可使用時間 | 硬化時間 |
---|---|---|
0°C | 約20分 | 約120分 |
20°C | 約10分 | 約40分 |
温度 | 可使用時間 | 硬化時間 |
---|---|---|
20°C | 約15分 | 約60分 |
35°C | 約10分 | 約40分 |
(3)物理的特性
項目 | 結果 | 一般的なセメント系モルタル | 試験方法 |
---|---|---|---|
曲げ強度 | 18.2MPa | 2~7MPa | JIS K6911に準ずる |
圧縮強度 | 43.7MPa | 10~40MPa | JIS K6911に準ずる |